世界がChatGPT(チャットGPT)に注目する理由 : ChatGPT(チャットGPT)は単なるチャットツールではない
ChatGPT(チャットGPT)とは
ChatGPTとは、OpenAI社が開発した大規模言語モデル(LLM)。あたかも画面の向こうに人がいるかのように振る舞う、対話型の新たなAIです。2022年11月末にリリースされ、わずか2ヶ月で1億ユーザーを獲得しました。言語学者も「何が起きているのか」よく分からない性能( 本来は「次に来る言葉を予測」するための言語モデル )という自体に発展しました。
OpenAI社の公式では無料版(GPT-3.5)と有料版(GPT-4)、iphoneアプリ、またシステム開発用のAPIが存在しており、マイクロソフトもOpenAI社には1兆円規模の出資を行いました。その関係でBingやAzure、Windows Copilot等のMS製品の裏側にも導入が進んでいます。
ホワイトワーカーの多くはChatGPTの影響は免れない、と言う予測が多数(ゴールドマンサックス等)となっており、今後の世界的な動向が注目されています。
ビジネス界への影響 : ゴールドマンサックスの予想
引用元 : https://gigazine.net/news/20230330-generative-ai-risk/
3億人の仕事をAIが奪い、世界のGDPを7%程度引き上げるという予測が出ています。2019年の世界のGDPが86兆ドル程度なので、7%とすると6兆ドル(=800兆円規模)のインパクト。他のレポートも色々ありますが、「頭脳労働者」のタスクがAIで加速される一方、「肉体労働者」に対する影響はほとんど無いというレポートが多い印象です。
ChatGPT(チャットGPT)は単なるチャットツールではない
参考:https://www.t.u-tokyo.ac.jp/ev2023-07-04
ソフトバンクの孫さん曰く、現時点でChatGPTを使った大学入試試験では我々の平均点を各科目で超える。今後10数年で100万倍以上の性能・知能になっていてもおかしくはない技術、とも言われている
企業DXへの活用
- パナソニックが全社へ「社内ChatGPT」を導入、国内9万人の社員が業務利用(4月)
https://www.businessinsider.jp/post-268643 - 例えばサイバーエージェントさんは広告運用の時間を月間7万時間削減を目指してプレスリリースを配信(4月)
https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=28668 - 大手各社はChatGPT活用に取り組み始めている
日本はかなりサムアルトマンCEOからの肩入れ提案あり
- 日本への画像input APIの先行リリースや、日本語の学習強化などを提案
- 日本は技術的にはチャンスです。また日本政府も生成AI活用に関しては前向きな姿勢。
引用元:https://twitter.com/AkihisaShiozaki/status/1645320688746762242
まとめ
- ChatGPTという人類の知能を超える可能性のあるAI・AGIの登場に産業界・学術界・政治までざわついている
- ChatGPTはまだまだ成長途中の黎明期。今後、ものすごい速さで進化する可能性がある
- ビジネス上はうまく活用できればチャンス、一方で放置すると競合出現のピンチにもなり得るため、対策が必須
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