データサイエンティスト協会 九州支部 第3回座談会で大城がモデレーターを務めました
弊社代表の大城がデータサイエンティスト協会 九州支部委員会の委員長として、1月28日に開催されたデータサイエンティスト協会九州支部のDS・DX座談会でモデレーターを務めました。
この座談会では、ヤマト運輸株式会社 執行役員 デジタル機能本部 デジタルデータ戦略担当 中林紀彦様をお迎えしてヤマトグループのデータ・ドリブン経営についてお話しいただいた後、参加者との質疑応答を行いました。
中林様からは、宅急便のデジタル化などヤマトグループのデジタル戦略についてお話しいただきました。ヤマト運輸様が取り組むデータ・ドリブン経営への転換、経営戦略としてのDX、デジタル組織の立ち上げ、アーキテクチャ、デジタル人材の育成などについて解説され、事業会社がDXを推進するためには、データサイエンス力に加え、ビジネス力、データエンジニアリング、システムエンジニアリングが一体となることが重要であることを強調されました。
その後の質疑応答では、「社内のデータ分析チームを発足したが、ビジネスにインパクトが残せない」、「データよりも経験と勘が優先される、データ活用が事業部門に重要性を理解されていない」といったデータサイエンスの現場からの課題について質問が寄せられました。
中林様からは、ビジネスサイドの理解が重要であること、新しい取り組みには時間がかかるので、危機感をもった経営層へのアプローチ、データのビジネスでの利活用についてセンスを持ったミドルマネジメント層との協業がはじめの一歩として取り組むべきポイントであることが示されました。
データサイエンティスト協会では、企業で取り組むデータサイエンスについて各企業が取り組んでいる状況や、成功事例やアンチパターンの共有など、様々な情報交換を行っております。随時会員は募集しておりますので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。
NOB DATAでは、今後も自社のビジネスだけではなく、九州をはじめとした地方の企業がデータ・ドリブン経営を推進するための活動を積極的に行ってまいります。
● データ分析チームを立ち上げるにはどうしたらいいか
● データ分析チームを立ち上げたがなかなか成果が出ない
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