Excel世界一に輝いた高校生・中園愛美さんに九州DS・DX座談会に来ていただきました
8月19日に、第6回目の開催となる「データサイエンティスト協会九州支部DS・DX座談会」が行われ、協会の委員長を務める弊社の代表大城がモデレーターを務めました。
今回の座談会では、「Excelで世界一を取った高校生」として話題になった中園愛美さん(以下、愛美さん)とお母様をお迎えして、Excelの技術やデータ可視化の楽しさ、またどのようにExcel活用をモチベートしたのか、といったお話を伺った後、参加者とのディスカッションを行いました。
愛美さんからは、世界一になったそのデータの編集方法をデモで見せていただいた後、グラフや表を作るうえで意識していることについてお話いただきました。具体的には、自分で伝えたいところを目立たせることや、できるだけマイルドな色調を使うことを心がけているとのことでした。「難しいことをしているという自覚はなく、シンプルな作業を組み合わせることで分かりやすく伝えることができる」と考えているそうです。実際、座談会に参加したデータサイエンティストからも、「エクセルの技もすごいがデザイン的なところも素晴らしかった」と感想があがりました。
また、お母様からは、どのように愛美さんを育てられたかについてのお話をしていただきました。一つのことを継続しつづけると力になると考えられており、そうさせたいと思ったときに、お母様ご自身が得意なタイピングをさせたいと思ったのがきっかけだそうです。タイピングをひたすら毎日同じ時間帯に5分だけ練習させていき、そのかいあって、愛美さんは小6でタイピングの日本一になり、「やり続ける力」を学ばせることができたと話してくださいました。
その後の質疑応答では、逆に愛美さんから、参加していた各社のデータサイエンティストに対して、データサイエンティストになった経緯や、どんな勉強をしてきたかについての質問がされ、各回答者がそれぞれ、各々がデータサイエンティストに進んだきっかけについて、エピソードを交えて回答しました。
愛美さんご自身は、学びたいテーマがすでにあり、それを学べる大学をすでに決めています。さらに将来的には海外の留学も念頭に入れているとのことで、参加メンバーからも力強い応援がされていました。
弊社の代表大城が協会の委員長を務めるデータサイエンティスト協会の九州支部では、今回のように、多様なゲストをお招きしながら、企業で取り組むデータサイエンスについて各企業が取り組んでいる状況や、成功事例やアンチパターンの共有など、様々な情報交換を行っております。随時会員は募集しておりますので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。
NOB DATAでは、今後も自社のビジネスだけではなく、九州をはじめとした地方の企業がデータ・ドリブン経営を推進するための活動を積極的に行ってまいります。
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