データの作成

本記事ではChatGPTを使ったデータの作成方法について解説します。

1. 条件を指定してデータを作成する

ChatGPTでは任意のデータを作成することもできます。今回は「図書館の支出データ」を作成してみましょう。データセットの前提条件として、以下のデータの情報・状態を以下の通りとします。

区分: 都道府県
総額: 図書館に関する費用の総額
欠損値：あり

下記のプロンプトを実行しました。

データを準備するためのプロンプト例：

図書館の支出データを作成してください。このデータセットは10行2列で構成され、以下の情報が含まれています。

区分: 都道府県
総額: 図書館に関する費用の総額

また、総額には欠損値を含めてください。

図1 データの作成

作成したデータはそのままChatGPT上で分析することもできますし、ダウンロードもできます。ダウンロードする場合はデータの右上のボタン（図１の色枠で囲まれた箇所）を押してください。

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この記事の著者

データサイエンティスト

市川太祐

医師・医学博士。名古屋市立大学客員准教授。データサイエンティスト。データを用いた意思決定に長年取り組む。予防医療から電子カルテデータ、ライフログデータまで幅広い分析経験を持つ。「R言語徹底解説」（共立出版）、「データ分析プロジェクトの手引き」（共立出版）等、データ分析関連の著書・訳書多数。

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