メディア担当者向けアドテク ・セミナー開催レポート
11月4日(水)にメディア担当者必見!「データサイエンスで広告売り上げを10%上げるテクニック」アドテク ・セミナーを開催しました。
本イベントは自社メディアの広告売上げアップや最適な広告配信に悩むメディア担当者様に向けて、運用手法や成功事例のご紹介を目的にしております。
参加者は大手・地元新聞社や音声配信メディア、デジタルサイネージやWebマーケティングを手掛ける企業の担当者に加えて、地元金融機関からも申し込みがありました。
最初のセッションでは弊社代表取締役社長である大城が登壇して、メディアとしていかに広告単価を上げるかをテーマに発表しました。
まずは基本となるWeb広告の仕組みを紹介しつつ、訪問者の属性を推測していかに興味がある広告を配信する必要性を丁寧に解説しています。
続いてばらまき型によって非効率になりがちな広告運用を廃して、訪問者が見たくなる広告を表示する仕組みについて説明しました。
これらを踏まえた訪問者の属性を分析するためのデータ収集の重要性を伝えつつ、難しくなりがちな説明では参加者に確認しながら補足を入れるなど、初学者にもわかりやすく解説。
また、数字を挙げながら事例を紹介する場面では、実務経験に裏打ちされた説得力があるという声もいただきました。
最後は「メディア運営に必要な費用を得るには、コンテンツの充実だけでなく広告単価を上げる必要があります。そのために本日紹介した最適な広告配信を実践していきましょう」と締めくくりました。
次に登壇したのは、株式会社ホクソエム常務取締役である高柳氏。
データサイエンティストとして様々な改善施策を経て起業し、研究開発や技術顧問を務める立場から、広告運用についてアドバイスをしていただきました。
Web広告は訪問者に合わせた属性の広告を表示できるのが強みとしつつ、それを実現するには大量のデータを持つ大手企業でなければ難しい側面があります。
そこで、最初は大まかな範囲で広告配信しながら、シンプルで少量のデータでも大きな改善につながる施策を探す方法を提案していただきました。
PDCAサイクルのように試行錯誤を繰り返しながら、広告配信の仕組みを最適化しつつ、複数の改善効果を組み合わせることで、複利のようにレバレッジを効かせて成果を出す仕組みを解説しています。
実際に手掛けた事例を元に紹介いただき、参加者にとっても自分達がどんな取り組みをすれば良いかをイメージしやすいセッションとなりました。
セミナー全体の雰囲気として、初心者向けの内容は実例を交えてわかりやすく説明しつつ、業界特有の個別課題においては、登壇者の知見や事例を元に事細かに解説していたので、参加者に寄り添った内容のセミナーになったのではないでしょうか。
質疑応答では参加者が抱える悩みや相談について、登壇者両名が課題を掘り下げながらアドバイスを行いました。
広告運用の注意点として、過去の事例を元にした分析は可能でも、コロナウイルスなど想定外の要因におけるリスクを紹介しました。
また、地元密着やBtoB向けなどWeb広告の効果が見込めないと思われがちな分野でも、少額から出稿できるメリットで利用が進んでおり、地域や業種などを絞るターゲティングなどの仕組みを理解しつつ、まずは取り組んでみる点を挙げています。
今回の目的であるメディア担当者向けの広告運用に支援しつつ、参加者からの熱心な質問と登壇者による丁寧な回答もあって予定時間を若干オーバーしながらも、有意義かつ密度の濃い時間をご提供できました。
NOB DATA株式会社では、定期的にセミナーを開催しております。
セミナー参加者限定の個別無料相談などもご提供しており、好評を博しています。
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